人手不足をそこで働く価値で解決
人手不足が組織の成長の足かせになる・・・
飲食チェーンを経営する友人は、店舗を出したいが人材が集まらないと嘆いていた
ある小売店の店長さんは、人が定着しないので、採用活動をいつもしている。そのコストもばかにならないと嘆いていた
若い人材が定着しない・・・
若い人にやる気がみられない・・・
うちではいい人が取れない・・・
こんなご相談を良く頂く
お話を聞いていくと、「そこに本気で手を打とうとする方」と「そうはいっても、目先の仕事もあるしどうしようもない」という結論になる方と、反応はわかれる
一方で、
規模の大小にかかわらず、
業種に関わらず、
地域にもかかわらず、
人材の集まる会社がある
弊社のクライアントにもそんな企業がある
いずれも、そこで働く人が自分の仕事の価値を認識しているし、その価値をつくるのは自分でもあると自覚しておられる
以前、大学の授業に参加してくれていた学生(当時)が、バイトをしていたコンビニで、「バイトが定着しない」 何とかならないか?と相談に来た
学生にアドバイスしながら、数か月取り組みを進めたところ、バイトが定着しはじめ、最終的には毎月数万円(多い時には十数万円)使っていた募集広告の費用が0(ゼロ)になった
あるツールとその使い方を伝え、店長とバイトリーダーであった先の学生とで、色々と意見交換をしてもらった
そこから出た意見をいくつかピックアップしていき、他のバイトさんも含めて、意見交換をしていってもらった
意見を聞きながら、変えられることは変えていこうと、小さなことから取り組みを進めていった
バイトさんたちにも、一緒に考えてもらい
原理原則を共有しながら、で、どうしたらいいと思う?とどんどん意見を出していってもらった
店長さんは最初不安で、バイトさんたちの発言の中には腹立たしいものもあったようだけど、繰り返し議論していく中で、店長やオーナーの考えが共有され、バイトさんたちが自分たちで修正していく様子を見て、最後は感心しておられた
バイトする価値が、「時給」や「楽(らく)」以外に見つかったメンバーは、自然と友人との会話の中で、「最近さぁ、」とバイトでの取り組みを話しだした
それを聞いた友人たちは、「俺(私)も、そこで働きたい」と、応募してくる人が増えていった
ちなみに、人が定着し始めて以降、そのお店の業績もどんどん伸びていった
そこで働くことの「価値」や「誇り」を感じてもらえるように、マネジメントしないと、人の問題で成長できない企業が業種や規模、地域に関わらず出てくる(出てきている)
逆に、既にその問題を解決することで、素敵な人材が集まってきている組織もある
ちょっと、立ち止まって考えないと、自分たちの首を絞めることになる
組織は人なり
そんなご相談を今もいただいている
いい会社にしていきましょう!
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